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地場食材で差別化、県内の飲食店が新たな特色でアピール/神奈川
カナロコ 3月4日(金)16時0分配信
県内の飲食店が地場食材を柱にした店づくりに取り組んでいる。業界が飽和状態に陥る中、地産地消ブームにも乗って新たな特色としてアピールしようという戦略だ。
卸売業者も珍しい地場産品をそろえ、店への提案を強化。単なる低価格競争とは一線を画し、ひと味違う価値を求める客をつかんでいる。
横浜駅西口のワイン居酒屋「ヒラツカ」(横浜市神奈川区)は、食材の8割を県産の野菜や魚で賄う。サントリーの外食子会社ダイナック(東京都新宿区)が昨年12月、地産地消をテーマに投入した全国1号店だ。
以前も系列の和風居酒屋が営業していたが、2月は売上高、客数とも前年比約60%増という。「価格訴求だけでなく多様な店づくりを模索してきたが、限界を感じていた」と藤谷佳樹店長。
力を入れているのが平塚漁港から直接仕入れるアジやサバなどの鮮魚だ。同じビルに入るグループの居酒屋との共通仕入れは使わない。
漁師から店に直送してもらう代わりに、市場には出回らない雑魚も引き受ける。中間流通のカットで価格を抑える効果も出ているという。
ターゲットは「おいしい料理を一通り食べ尽くした40~60代の大人の男性」(藤谷店長)と明確だ。
卸売業者つま正(横浜市神奈川区)も県内産品に目を付けた。小(こ)冬(とう)瓜(がん)やロマネスコカリフラワーなど珍しい野菜を発掘し、約60種類を扱う。
小山正和営業部長は「野菜そのものが個性的なので、飲食店に提案すると看板メニューになることが多い」と手応えを感じている。
イタリア料理店「都筑亭」(横浜市都筑区)はもっとローカルにこだわる。1年前から都筑区の野菜を使ったメニューを本格展開。仕入れの不安定さは、日替わりメニューという形でむしろ売り物にしている。
同区は横浜市内で最も農家戸数が多いが、客の6割は港北ニュータウンの開発で移り住んだ新住民。
店主の中島申行さんは「新鮮でみずみずしい地場野菜は客の反応がいい。店として差別化のためにも取り組んでいる」と話している。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)