11/03/07 20:32:18.47 /WtAoG5/0
>>1のつづき
現状3万円もする大容量バッテリー(1個)搭載なので、バッテリー交換のたびに2万円以上の出費増となります。
なぜバッテリーを強化する必要があるのか?それはまさにウエトさんが疑問に思われた
「バッテリーがあがったりするなんてこと」に対処するためです。
バッテリーを強化せずに、そのままアイドリングストップ装置を付けると、バッテリーの寿命はたった
1年くらいになってしまうんです。
もうひとつ、「発進するときのガソリン消費量」については、15秒のエンジン停止でおおむねどっこいどっこいです。
とにかく、アイドリングストップがついていれば、市街地では燃費が約1割向上します。
しかし高速道路ではゼロ。トータルでは7%くらいしか燃費は向上しないので、5万円プラスして
アイドリングストップを付けても、元を取るのに10年近くかかる計算になります。
MJブロンディの「ひとりごと」
もちろん、世の中「元が取れるかどうか」がすべてじゃありません。
フィットとフィットハイブリッドは、価格が36万円違いますが、燃費の差は約2割。減税額の差を
考えても元は取れないし(減税額で7万円強の差、プラス10万キロ走ってガソリン代の差は14万円ほど)、
生産から廃車までトータルで見てどっちがエコかといえば、普通のガソリンエンジンのフィットの方ということに
なる可能性があります。
それでもフィットハイブリッドは大人気です。
エコカーは、時代の追い風を受けた一種の“新兵器”なので、次はそれを買ってみよう・・・と思うのは、
きわめて自然な消費行動なのです。
それが本当にエコかどうかは、非常に微妙だったりします。