11/03/06 21:13:37.05 z00lHc4tP BE:68162483-PLT(12000) ポイント特典
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近年、多人数同時参加型のMMOゲームを1人でプレイする人が増えている。
かつてMMOがブームだった頃、そうしたプレーヤーはメーカーにとっても、ユーザーにとっても
基本的なゲームデザインを無視したおかしなプレーヤーであるとして嘲りの対象となり、結果として
Loner(一匹狼)の意見は黙殺されてきた。
ところが現在は大きく様変わりしている。Lonerはいつのまにかオンラインゲームシーンにおいて
市民権を獲得し、ユーザーはソロで遊べるコンテンツの存在を常に気に掛けながら次のオンラインゲームを探し、
ゲームメディアも新作に対して「このコンテンツは1人でも遊べますか?」と問いかける。
もちろんメーカーもそうした期待に応えなければならなくなっている。となると重要になってくるのは
「Lonerとは一体何者であり、どういう理由でソロプレイを好むのか?」という冷静な分析だ。
Schubert氏は開発者の立場としては、そういうユーザーに対しては「ひとりでプレイするのはおもしろくないので、
みんなで遊んで欲しい」という風に提案してきたが、その一方でMMO なのに「みんなで遊びたくない」という奇特な人
がいることを知り、北米の開発者は徐々に考えを改めていったという。
Schubert氏はまとめとして「MMORPGは1人プレイが否定されるわけではない。MMORPGを含め、
すべてのゲームはカジュアルな要素から始まり、順を追って少しずつコアゲーマーに近づいていく。
その階層のレベルが上がるたびにいろいろな人とかかわらざるを得ない。開発者はハードコアなゲームプレイと、
ソロプレイを切り分けて、各階層に対してコンテンツを提供すべきではないかという。
その一方で、実際に「World of Warcraft」をソロでどこまでもレベルを上げてしまう人もいる。
「それでも1人でいたいというならそれはそれで構わないが、ひょっとしたら寂しいと感じている、
逃げているだけだとしたらどうだろうか。そうした人たちに我々は何ができるだろうか?」と訴えた。
URLリンク(game.watch.impress.co.jp)