11/03/06 13:41:00.29 teDK9O4TP BE:2634358278-PLT(18001) ポイント特典
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若者の八割近くは交際相手がいない－。今年の新成人を対象にしたアンケートでこんな結果が出た。
若者の草食化はそこまで進んでいるのか。識者に語ってもらった。
結婚情報サービス会社オーネットが新成人を対象に毎年実施しているアンケートで、
今年の新成人の７７％が「交際相手がいない」と答えた。一九九六年の第一回調査は５０％で、
年々増加傾向という。十五年間で「恋人いない派」が２７ポイントも増えた。
コミュニケーション論が専門の羽淵一代弘前大准教授（３９）は、学術調査などから二十歳で交際相手がいないのは
「三人に二人」と推定。「７７％が正しいかどうかは分からない」と話す。
オーネット調査は、インターネットショッピングなどの利用者が登録する調査会社楽天リサーチのモニター
八百人が対象となっており、「ネットに親和性の高い人は異性とのコミュニケーションが苦手。
その分数字がやや強く出たのでは」と見る。
学術調査を基にした羽淵さんの説明では、過去「恋人いる派」は増え続けていたが、
二〇〇〇年代半ばに頭打ちになったという。最近の研究では、中、高校生の間で男女交際や性行為への興味が薄れる
傾向にあることがうかがわれ、「今の若者は恋愛で新たな人間関係が生じることを望んでいないことも確か」と話す。
若者の恋愛意識に詳しいマーケティングライターの牛窪恵さん（４３）は、最近の傾向を
「不況もあって恋は二の次、三の次。恋愛に幻想が持てなくなっている」と分析。
牛窪さんが若者を調査すると「恋愛はめんどくさい」「（アイドルの）嵐のＤＶＤを見ている方がときめく」
との声を聞くという。若い感覚を持った親と密接な関係を築き、恋人よりも家族との時間を重視する人の割合も上昇している。
牛窪さん自身はトレンディードラマが全盛だったバブル世代。「昔は彼氏、彼女がいないと恥ずかしかった。
今の男の子は『アッシー君』や『メッシー君』と言われても彼女をつくろうとする貪欲さがないんですよ」と嘆いている。
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