11/02/27 17:50:59.76 jJ3ak1vX0 BE:215726786-PLT(12001) ポイント特典
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試合追う新たな目 Ｊリーグ
Ｊリーグは今季の試合から、得点や選手交代などをまとめた従来の公式記録に加え、
選手の動きを計測した「トラッキングデータ」を発表する。Ｗ杯南ア大会やスペインリーグと同じシステム。
この日のスーパーカップから正式に登場し、当面は１節１～２試合で実施。来季までにＪ１全試合をカバーする体制を目指す。
ただそのものズバリの野球の打率や防御率と違って、データを理解するには試合を見る目が必要だ。
例えば、名古屋と鹿島はボール支配率と総走行距離で互角。
スプリント（時速２０キロ以上での移動）の回数は攻守とも鹿島が多かった。
だがスプリントの距離を見ると名古屋が攻撃時に逆転する。鹿島が攻守に主導権を奪っていたが、
名古屋は攻撃時にはダイナミックに動いて対抗した、と私は読んでみた。
日本では、サッカーは主観で評価するものと思われがちだが、データと照らし合わせて考えるきっかけになるだろう。
きっと発見もあるはずだ。（編集委員・忠鉢信一）