11/02/25 09:01:49.23 /9xiEsiU0● BE:668732562-2BP(2000)
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若手は先輩の後について飲み屋へ。1985年に入団したボクは、当時主砲の大田卓司さん、その“子分”だった
現ソフトバンク監督の秋山幸二さんに、よく連れていってもらいました。
プロ野球界でも今でこそ未成年の選手の飲酒には厳しくなったけど、新人のボクは当時18歳。
酒を飲めなければ仲間に入れてもらえなかったから、一生懸命飲みましたよ。もっとも、ボクは母親の教えもあり、
小学1年生から酒を飲んでいましたが…。
そんな経験は、グラウンドや宿舎の中にいたのではできません。ましてや部屋で
ゲームをしていたのでは…。先輩の偉大さや義理や人情を学んで一生の付き合いができていく。
飲みに行った翌日には飲み屋のママ、従業員、一緒に飲んだお客さんが球場に
お弁当を差し入れてくれる。各キャンプ地は潤い、活気づいたものです。
先輩にならいボクも選手、コーチ時代に一晩で何十万円ものポケットマネーを出して、
後輩を飲みに誘いました。いまだに「野球だけでなく飲み方、義理、人情を教わった。
ありがたい」といってくれる後輩もいます。
サラリーマンのみなさんも同じはずです。会社に入った新人は部長、課長ら上司と飲みに
行って、社会人として恥ずかしくない付き合い方を覚えるものでしょう。
プロ野球界で、先輩から後輩へ受け継がれていく大事なこと。それが途切れてしまうような
気がしてなりません。
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