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人形作り:児童ら、黒猫想像し 「魔女の宅急便」展を前に--田川市美術館 /福岡
田川市新町の市美術館で20日、幼児や小学生を対象とした工作教室
「黒猫人形を作ろう」があった。同館が4月に予定する企画「『魔女の宅急便』の
世界展」を前にしたイベント。4~10歳の子供たちが、「魔女の宅急便」で
主人公の相棒として登場する黒猫をイメージした人形作りを楽しんだ。
講師役は飯塚市で児童書専門店「からすのほんや」を営む芳野仁子さん(38)。
猫にまつわる絵本2冊を読み聞かせた後、芯となる木型に色を塗り、
毛糸を巻きつけて形を整えていくやり方を説明した。子供たちは、
のりや毛糸くずで手を真っ黒にしながら、真剣な表情で取り組んだ。
福智町の伊方小2年、加藤蓮君(8)は母友紀さん(34)、妹の凛ちゃん(5)と参加。
「頭に毛糸を巻くのが難しかったけど、うまくできた」と満足そうだった。
企画展は4月8日開幕。アニメ映画としても親しまれている児童書
「魔女の宅急便」シリーズの絵本原画のほか、世界の魔女人形コ
レクションなど約150点が展示される。関連イベントとして3月13日
~4月30日、計5回の魔女グッズ工作教室が開かれ、期間中は
作者・角野栄子さんのトークショーや仮装パーティーが予定されている。
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