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米国防長官：中国ステルス戦闘機「配備までには時間」
【ワシントン古本陽荘】ゲーツ米国防長官は１７日、上院軍事委員会の公聴会で、中国のステルス戦闘機「殲２０（Ｊ２０）」の開発状況について
「本格的に運用可能な航空機となるにはかなりの道のりがある」と述べ、実戦配備までに技術的な課題が残されているとの認識を示した。
さらに中国軍のステルス機の将来的な配備数について「２０２０年までに５０機、２５年までに約２００機配備されると分析している」と述べた。
一方で、米軍についてはＦ２２とＦ３５の両戦闘機を合わせ、「２０年までに８５０機、２５年までに約１５００機配備される。（米中の）差は歴然としている」と語り、
「第５世代」と呼ばれるステルス性の高い戦闘機に関する米軍の優位性が当面続くことを強調した。また、ゲーツ長官が中国訪問中の１月に殲２０の初飛行実験が行われたことに関連し「米国の情報機関が予想していたより半年か１年程度早かった」と語った。
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