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筑後国府跡から機銃 ゼロ戦の墜落跡確認 久留米市
久留米市文化財保護課は15日、同市合川町の筑後国府跡の発掘調査で、1944年に墜落したとされるゼロ戦の機銃や破片などが見つかり、
墜落跡も確認されたと発表した。国内でゼロ戦の機銃が見つかる例は珍しく、市は「太平洋戦争末期の貴重な遺産」として19日に開く現地説明会で一般公開する予定。
見つかったのはゼロ戦に搭載されていた「99式20ミリ機銃」で、長さ約135センチ、重さ約25キロ。「豊川海軍工廠(こうしょう)」などの刻印があり、
市によると東京・靖国神社の戦史博物館「遊就館」所蔵品と同型式という。
発見時期は2008年2月で、不発弾が残っていたことから陸上自衛隊に処理を依頼していたという。
昨年10月からの調査で、機銃の発見場所の近くに長さ5メートル、幅2メートル、深さ1・4メートル程度の穴があり、周辺にゼロ戦の
破片や弾が落ちていたことを確認。土に油の臭いが残っていたことから、墜落跡と判断した。
ゼロ戦墜落の正式記録は残されていないが、付近住民の間で「筑後川上空で練習飛行中のゼロ戦2機が接触して墜落した」
「機体は工兵隊が数時間で運び去った」などと伝えられていた。市は「住民の証言を裏付ける発見。平和学習などで活用したい」としている。
筑後国府跡の調査は1961年に開始。今回の調査では、筑後国府が整備された8世紀中ごろに、軟弱地盤の土地を利用するため粘土で
盛り土した造成(整地)の痕跡も発見された。市は「古代の土木工事技術を研究する上で貴重なものと言える」としている。
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