11/02/15 01:23:34.99 M0gTO8W20 BE:1203023063-PLT(12000) ポイント特典
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<私だけじゃない>
「もう希望職種など、こだわっていられない。とにかく3月までに内定が欲しい」。
東北大の文系学部4年佐藤夏美さん(21)=仮名=は年が明けても、合同説明会で話を聞いた企業に片っ端から応募している。
16日も東京ビッグサイト(江東区)で開かれる合同説明会のため、夜行バスで上京。車内で3~4時間、うとうとしただけで会場に入った。
午後3時ごろには、さすがに休憩所の椅子にへたり込んだ。「私だけじゃない。みんな必死なんだ」と自分に言い聞かせ、立ち上がった。
回ったブースはメーカーや建築など13社。夕方、帰りのバスに乗ると、すぐに猛烈な眠気に襲われた。
<業種を広げ150社>
マスコミを目指し、就職活動を始めたのは3年生の秋。説明会や面接のため、昨年2月には、ネットカフェに寝泊まりしながら、
月の半分を東京都内で過ごした。
最終面接まで進んだ地方テレビ局には手応えも感じていたが、結局、昨年7月に不合格の通知を受けた。
夏休みは落ち込んだまま過ごしたが、昨年秋から業種を広げ、活動を再開。これまでに約150社に応募した。
同級生と比べても、決して多い方ではないという。
「だから公務員の方がいいと言ったでしょ」と親に言われ、電話で口げんかになったこともある。
受話器を置くと、親に心配を掛けている自分が情けなくなった。
佐藤さんは「時代が悪いと思ったこともある。でも、受かっている人もいる。環境の問題ではなく、自分の実力不足だと思っている」と言う。
これから面接が終わって内定が出るのは、どこも2月下旬。「卒業まで決して諦めない」と心に決めている。
(報道部・鈴木美智代)」URLリンク(www.kahoku.co.jp)