11/02/11 10:24:04.80 J45Q3gdnP BE:3003251459-PLT(18000) ポイント特典
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新興国市場を攻略しようとする日本企業の前にいつも立ちはだかるのが韓国企業だ。
1月28日、韓国のサムスン電子は2010年の売上高が過去最高を更新したと発表した。
売上高は前年比13%増の11兆5000億円、営業利益は1兆2000億円に達した。
一方、パナソニックの2010年度の売上高の見通しは8兆9000億円、営業利益は3100億円だ。
サムスン電子は世界最大の電機メーカーとしての地歩を着実に固めつつある。
グローバル戦略を立て直そうとしている日本企業のトップに限らず、誰もが知りたいと思うことがある。
「なぜ、日本企業はグローバル市場でサムスン電子に勝てないのか」
グローバル化維新の最終章として、急成長するサムスン電子を、中から長く見てきた、
東京大学大学院経済学研究科ものづくり経営研究センター特任研究員の吉川 良三さんにこの答えを尋ねてみた。
吉川さんは1989年から約10年間、常務としてサムスン電子のモノ作りの現場でIT活用を指揮している。
吉川さんがある企業のトップに「グローバリゼーションとは何か?」と問うと、「海外の市場に打って出ること」とか、
「海外に投資すること」といった答えが返ってきたという。
そこで「10年前に口にしていた国際化とは何が違うのか?」と問い直すと、
しばしの沈黙の後、あきれたことに「(グローバル化は)最近の流行語ですかね?」という答えが返ってきた。
吉川さんは、この会社は遠からず市場から消えていくのだろうと思ったという。
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