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多額負債、水道など5千万円滞納 ホテル組織的詐欺
02/10 07:42
熱海市の熱海岡本ホテルなどを舞台にした組織的詐欺事件で、同ホテルの水道料金、下水道使用料、温泉料金の合計滞納額が約5千万円に上ることが9日、関係者への取材で分かった。
市税も滞納し、2009年11月に市と静岡地方税滞納整理機構が差し押さえの立ち入り調査を行ったことも判明。
同ホテルグループが「岡本倶楽部」会員から出資金二百数十億円を集めた一方で、ホテルの経営は多額の負債に苦しんでいたとみられる。
10年11月末現在の同ホテルの滞納額は水道が2293万円、下水道が2450万円、温泉が366万円。市が匿名で公表している3会計の大口滞納者リストによれば、ワースト2位の滞納者(計512万円)に比べて突出して多い。
関係者によると、滞納金は創業家が経営していた当時の負債が主だが、逮捕されたグループの元オーナーの男(59)が00年ごろにホテル経営に携わり、岡本倶楽部が会員権の販売を始めた後も、支払われないままだったという。
料金・使用料の滞納を3カ月続けると、市は給水・給湯を停止するが、同ホテルもこの処分をたびたび受けているとみられる。ホテル関係者は「支払日に料金150万円くらいが払えず、大抵毎月初めに水道が止まる。売り上げで工面して分納している状態」と明かす。
市と滞納整理機構の調査は、週末の売上金を見込んで週明けに実施したが、差し押さえ対象の現金や動産は見つからなかった。市の担当者によると、調査を機に市とホテル側が分納協議を行うなど、多少の進展はあったが「現在は(協議が)頓挫している」という。
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