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マラソンの見物や応援って何が面白いの?サーッと走り抜けちゃって終わりじゃん - 暇つぶし2ch1: カナロコ星人(dion軍)
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オンライン 妻を支える夫の指導力
2011.2.1 00:52
 取材を通じ、指導者への絶大な信頼が透けてみえた。30日の大阪国際女子マラソンで優勝した赤羽有紀子(31)=ホクレン=のことである。

 赤羽が日本を代表するランナーに成長したのは、専任コーチを務める夫、周平さん(31)の手腕が大きい。2005年3月に結婚した翌月から選手と指導者だった2人。
当初、赤羽の“新コーチ”に対する信頼感はまだ希薄だった。

 「信用しきれないというか、私にも自分のやり方があった。最初はぶつかってましたね」。夫が苦心してつくった練習メニューを、妻は片っ端から書き直していく。
周平さんは城西大時代、陸上部のマネジャー。加えて大学卒業後は3年間、競技から離れていた。学生長距離界で鳴らした妻が、夫の指導力に疑問符をつけたのも無理からぬ話だった。

 信頼感が芽生えたのは同年11月。5000メートルで6年ぶりに自己新が出たのがきっかけという。「本人は半信半疑でやっていたようですが、
結果が出てからはおとなしくなりましたね」と周平さん。翌年8月に出産後、ママさんランナーの快進撃は始まった。

 周平さんの指導から受ける印象は、周到に準備を重ねる緻密(ちみつ)さと豊富な知識、失敗を恐れない大胆さだ。
陸上競技の技術教本や栄養学に関する専門書など、読んだ本は10冊を超える。骨盤を前傾させた美しいフォームは、周平さんが勧めた腰回りの動きづくりが一役買っている。

 昨年10月、周平さんは大阪国際に向けてスケジュールを立てた。赤羽は一切、これに手を加えなかった。
2位の伊藤舞(大塚製薬)を引き離したのは38・7キロ。夫が思い描いていた勝負どころもまさに、妻が仕掛けたあびこ筋だった。

 「自分で勝負のポイントを見極められたのが一番の収穫」と赤羽。「成長しましたねえ」と周平さん。ロンドン五輪を終着点に描く“二人三脚”の歩みを、今後も楽しみにしたい。(細井伸彦)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)


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