11/01/31 04:46:50.25 pADW8+XzP BE:645208272-PLT(18012) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/af2.gif
受動喫煙原因による死亡 全世界で年間60万人に
受動喫煙を原因とした全世界の死亡人数は、
2004年で推定約60万人に上り、全死亡の1%を占めることが明らかとなった。
スウェーデン Karolinska InstituteのMattias Oberg氏らの研究グループが、
医学誌「THE LANCET」1月8日号で報告した。
受動喫煙による健康障害に関するエビデンスは、世界の様々な地域で蓄積されているが、
未だに多くの地域で、受動喫煙が一般的な室内空気汚染となっており、
全人口の93%は禁煙に対する包括的法規制がない国に居住している。
同研究は、世界における受動喫煙による疾病負担を初めて評価したもの。
受動喫煙からの相対的な疾患リスクを検討した疫学研究やWHOのデータなど192カ国のデータから、
2004年における受動喫煙への暴露率と、受動喫煙による死亡と障害調整生存年数(DALY)を推定した。
2004年は各国における包括的な疾患データが最も揃っている年である。
その結果、全世界の小児(14歳以下と定義)の40%と、非喫煙男性の33%、
非喫煙女性の35%が、受動喫煙に暴露されていた。
最も暴露の高い地域はヨーロッパと西太平洋、南東アジアの一部で、50%以上の暴露率であった。
一方、南北アメリカや地中海東岸は暴露率が比較的低く、
小児で22~38%、非喫煙男性では15~24%、非喫煙女性は15~35%、アフリカが最低で、小児でも13%であった。
URLリンク(www.mixonline.jp)