11/01/28 20:57:33.54 FcLWn+Lu0● BE:1155902999-PLT(18030) ポイント特典
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私的整理の「事業再生ADR」手続きを申請したバイオ関連企業の
林原(岡山市)は27日、創業家出身の林原健はやしばら・けん社長(69)と
弟の靖やすし専務(64)が辞任すると発表した。
同社は「自主的な判断のもと、今回の問題に関する
経営責任を取る」と説明。退任は「近い時期」としている。
取引金融機関によると、林原は500億円以上の債務超過に
陥っていたことが判明。過去に計300億円程度の
架空の売掛金を計上したり、一部の金融機関に
借入総額を実際より少なく説明していたことも明らかになり、
銀行など債権者の批判が強まっていた。
民間信用調査会社によると、林原の負債総額は約1400億円で、
主な取引金融機関は28。同社は2月2日に第1回債権者集会を開いて
協力を求める方針だが、不正経理問題もあり、
同意を得られるかどうかは不透明。債権者の協力を
得られなければ法的整理に移行する可能性もある。
林原社長は、父の死去を受けて、慶応大学在学中の1961年に
4代目の社長に就任。在任は50年間に及ぶ。甘味料などに
使われるトレハロースを開発し、国内トップクラスのバイオ関連企業に育てた。
美術館運営や化石調査などメセナ活動でも
有名で、自らも積極的にメディアに登場していた。
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