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「発泡酒とは何だったのか?」、サントリーが新商品を出さないことを表明
サントリーホールディングスの佐治信忠社長は28日、朝日新聞のインタビューに、「発泡
酒は役目を終えた感じだ。将来はなくなるかもしれない」と述べ、発泡酒の新商品をもう出
さない方針を明らかにした。
発泡酒は、より酒税が低くて安価な「第3のビール」におされ、売り上げが落ち込んでいる。
ほかのメーカーにも新商品の開発を見送る動きがあり、市場は急速に縮小しそうだ。
発泡酒は、原料に占める麦芽の使用割合がビールより低いアルコール飲料。メーカー各
社は麦芽比率を50%未満にして酒税を抑え、見た目や味はビールに似ているが価格は
ビールよりも安く、販売を伸ばしてきた。ビール大手ではサントリーが他社に先駆けて1994
年に発売した。
安いので人気を集めたが、酒税の見直しで、ビールとの価格差が縮まり売れゆきが鈍った。
また、麦芽をまったく使わないか、発泡酒に麦焼酎をまぜるなどして酒税をさらに低く抑え、
低価格にした第3のビールが登場。このため、ビール大手5社の2010年の出荷量はピーク
だった02年の4割弱に縮小していた。
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