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専門知識を後進に継承 県警技能指導官に３人指定 広島
専門的な知識や技能を若い世代に継承し、後継者の育成に努めようと、
県警は１３日、鑑識課の課員ら３人を「県警技能指導官」に指定し、指定書の交付式を行った。
３人は県警の次世代を担う重大な任務に「若い人の力となるよう尽力したい」と気を引き締めていた。
指定を受けたのは、いずれも鑑識課の機動鑑識第三係、上野精一警部（５８）▽現場指紋係、
近永浩二課長補佐（４９）▽足こん跡係、原忠嗣課長補佐（４９）。
３人は、通算２４～３０年にわたって各分野の業務に従事し、殺人などの凶悪事件をはじめ、
数多くの事件検挙に貢献してきた。
技能指導官制度は、技能の伝承や後継者育成促進などを目的に、
実務経験豊富で専門的技能を持つ警察職員を「技能指導官」として指定する制度で、
平成７年から始まった。これまで９人が指定されているが、
退職のため現在は火災犯捜査など２人のみとなっていた。
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