11/01/21 12:50:16.26 tIZ4+Avi0
時代劇はいよいよ冬の時代に突入!?
URLリンク(npn.co.jp)
テレビ時代劇がいよいよ氷河期を迎えようとしているという。時代劇の聖地=京都で現在コンスタントに制作されている新作は『水戸黄門』位であり、
その他コンスタントに制作されている時代劇はもはや「NHK大河シリーズ」位なのが現在の時代劇ドラマ制作を取り巻く状況である。
<<殺陣が出来る若手がいない>>
「時代劇はいわばチャンバラ活劇ですが、殺陣が出来る若者が今本当に少ないんです。
また、テレビ制作を取り巻く環境も劇的に変化し昔のようなチャンバラ活劇を制作することが難しくなっていることも事実です。
チャンバラはやはり、得物を持ってとっくみあう故、殴る蹴るといった普通のアクションに比べて圧倒的に危険性が高い。
しかし、主演はおろか、切られ役にさえも演者に危険な撮影を要求しにくくなりつつある、
今日の風潮はアクションエンターテイメントとしての時代劇を衰退させる大きな要因となっています」(時代劇殺陣師)
<<所作がおろそかになっている>>
「時代劇の動き、すなわち所作は普通のドラマとは全く異なります。身分や位によって、障子の開け閉め一つにしても全く所作が異なるものであり、
一日そこらで身に付くものではありません。着付けから始まり、所作事の基本を常日頃、鍛錬して習得していかなければならないものです。
時代劇は何度も斜陽の時代を迎えましたが、"映画が廃れてもテレビの連続活劇がヒットし"、
といった形で時代劇の歴史も一昔前まではベテランから中堅、若手へとバトンが渡されていったのです。
日本舞踊や殺陣も師から弟子へと受け継がれ、その芸は時代劇作品へと還元されてきました。ところが今日になってテレビが、ゲームやインターネット、携帯電話といった新しいものに圧され、
テレビに代わって時代劇を育てる土壌がないままに現在まで至ってしまったわけです」(日本舞踊家)