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坪井、関西で野球人生終えられるのは幸せ
日本ハムからオリックスへの移籍が決まった坪井智哉外野手（３７）が１８日、スカイマークスタジアムで会見を行った。
一時は米マイナー、独立リーグでのプレーも視野に入れ、トライアウトなどの情報も仕入れていたが、なじみのある関西に“復帰”。
「関西で野球人生を終えられるのは幸せ」と表情を緩めた。
選手生命の危機に立たされたことを、受け止めつつも進化をあきらめてはいない。
「ベテランという感覚はない。もっと練習したいし、そうやって自分を作ってきた」と“修行”の道からそれるつもりもない。
チームからは発展途上の若手への好影響を期待されているが
「そんなのおこがましい。自分がやってることがいい影響になればと思う」と謙虚だった。
阪神時代に野村監督政権下で２軍落ちを経験した際、当時の岡田２軍監督（現オリックス監督）に悩みを打ち明けた。
「『そのままでええと思うよ』と言われ助けられた」という。現在の安打製造機としての下地があるのは指揮官のおかげ。
「優勝は簡単じゃないが、オリックスにその可能性はある。岡田監督が目指す野球に貢献したい」と話す坪井の目によどみはなかった。
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