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「命守る」備え 忘れず
震災16年 資材点検、給食に非常食 播磨の各自治体で訓練
阪神大震災から丸16年を迎え、被災地で鎮魂の祈りをささげる追悼行事が行われた17日、
播磨地域の各地で様々な防災訓練などがあり、参加者は防災の誓いを新たにした。また、
姫路市の小学校では、震災を知らない子どもらに非常食を使った給食を実施し、食を通じて防災に
関心を持ってもらう取り組みが行われた。
加古川市では、市職員約100人が参加し、市民センターや公民館など市内9か所の防災拠点で
備蓄品の点検などをして、災害発生時の初動対応を確認する訓練が行われた。
午前8時に県西部の山崎断層を震源とする震度6強の地震が発生。建物が倒壊したり、道路が
寸断したりする被害が起きたとの想定で、同9時頃、職員が10人ごとのグループに分かれ、
各防災拠点で毛布などの資材が十分にあるかなどを点検し、発電機や投光器などが正常に
動くか確認した。
その後、簡易トイレを組み立てたり、衛星携帯電話を使って、市危機管理室に各地の被災状況
などを報告したりした。
市民税課の上山遼介さん(24)は「阪神大震災では加古川市内の自宅の壁にひびが入り、
とても恐ろしかったという記憶が鮮明に残っている。将来、もし震災が起きたら、被災者を助けられるよう、
訓練を重ねたい」と決意を新たにした。
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