11/01/18 07:43:28.94 tSngV75/0
URLリンク(www.nhk.or.jp)
NHKのディレクターとしてテレビドラマの草創期から活躍し、「天城越え」などの作品で高い評価を受けた演出家の和田勉さんが14日、
食道上皮がんのため、川崎市内の老人福祉施設で亡くなりました。80歳でした。
和田勉さんは三重県出身で、早稲田大学を卒業後、NHKのディレクターとしてテレビの草創期から多くのドラマの演出を手がけました。
俳優のクローズアップを多用した演出手法や、人物の細かい心理描写などで知られ、昭和50年代に演出を務めたドラマ「天城越え」や
「心中宵庚申」で芸術祭大賞を受賞したほか、向田邦子脚本の「阿修羅のごとく」や経済ドラマの「ザ・商社」など幅広いジャンルの
作品を手がけました。昭和62年にNHKを退職したあと、映画監督や舞台の演出にも活動の場を広げ、バラエティ番組に出演した
際はだじゃれの好きな親しみやすい人柄で人気を集めました。和田さんは3年前に食道がんと診断されましたが、手術や延命治療
を拒否して病院や老人福祉施設で闘病生活を続けていました。