11/01/16 13:57:39.15 iplNNLtx0
ローマ(CNN) ローマ法王庁(バチカン)は14日、前ローマ法王の故ヨハネ・パウロ2世を「聖人」の
前段階である「福者」に列するとの決定を明らかにした。
福者の列に加えられる公式の式典「列福式」は、バチカン市国内のサンピエトロ広場で現ローマ法王
ベネディクト16世により5月1日に執り行われる予定。式典後、ヨハネ・パウロ2世は
「福者ヨハネ・パウロ2世」となる。
列福には、その候補者が死後奇跡に関わったことが医学および神学専門家による審査を経て認定
される必要がある。ヨハネ・パウロ2世の場合、パーキンソン病を患っていた修道女が前法王の死後に
祈りをささげたところ同病から回復したとされることが、奇跡として認定された。前法王自身も長年同病を
患っていた。
聖人となるには、もう1件奇跡が認定される必要がある。
死去してわずか6年後のヨハネ・パウロ2世の列福は、バチカンの慣例からすると異例の速さ。福者の
審査を開始するには通常死後5年以上を経なければならないとの規定がある。だが、在位中カリスマ的な
人気のあった前法王が死去した直後の2005年、後継者となったベネディクト16世は、前法王が福者に
列するための手続きを通常よりも早く開始したと発表した。
前法王自身も特例として、インドの修道女マザー・テレサの列福の手続きを同氏の死後2年で始めていた。
URLリンク(www.cnn.co.jp)