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「日本の失敗は人口集中と少子化」三菱自・益子社長、中国で講演 2011/01/14(金) 11:22:00 [サーチナ]
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先日、合弁会社への出資引き上げを発表、中国での生産体制強化に乗り出している三菱自動車の益子修社長が11日、
合弁メーカーのある湖南省の大学で講演し、新エネルギー自動車の展望や日本国内の問題について語った。中国新聞社が伝えた。
この講演は周強・湖南省共産党委員会書記の要請により行なわれたもの。
益子社長は「世界の自動車製造業において、今後何が市場の主流技術を決定づけるか誰もわからない。
一切のために準備をしておかなければならない」中で、同社は技術レベルが最も高い電気自動車に重点を置くことを決定したと説明した。
そして、2009年に発表したi―MiEVに続いて、13年にはプラグインハイブリッド車を始めとする電気自動車をリリースする計画であることも紹介、
「今後10~20年間、もっとも競争が激しくなるのはプラグインハイブリッド車である」と語った。
日本を始めヨーロッパで発売されているi―MiEVの中国での発売時期については「充電設備の配置など、まず政府の支援と理解が必要」
として明言を避けた。また、新エネルギー開発促進計画を打ち出した中国が現時点で発電量の約80%を火力発電に頼っていることから、
現状では電気自動車による間接的な二酸化炭素排出量が省ガソリン車よりも上回る可能性を指摘。
今後原子力や水力、風力による発電比率が増えれば電気自動車のメリットは高まっていくとの見解を示した。
益子社長はさらに、中国の都市開発問題に絡めて日本の都市発展の問題を取り上げ、
「日本の最大の失敗は、人口が大都市に過度に集中して他地域の人口が減少したことと、
出生率の低迷で市場ニーズが深刻な不足に陷ったこと」と分析、昨年の日本での新車販売数が30年前と同じ水準だったことを紹介した。
なお、益子社長は10日に周書記、合弁会社のパートナーである広州汽車の張房有会長と会談を行なった。(編集担当:柳川俊之)