11/01/14 09:19:37.14 fo4SgXUK0
東証2部に上場していた制御機器メーカー「春日電機」(旧本社・東京都三鷹市)旧経営陣による特別背任事件で、産業用機器開発会社「アインテスラ」(中央区)への融資の際、
契約書にア社側が担保設定すると明記されていたことが13日、関係者への取材で分かった。実際の融資は無担保で行われており、春日電機元社長でア社を実質経営していた篠原猛容疑者(53)=同容疑で逮捕=が正当な融資を装い、契約書に虚偽条項を盛り込んだとみられる。
篠原容疑者は警視庁捜査2課の調べに対し「財政難に陥ったアインテスラを助けようと貸し付けた」と供述しており、同課で不正融資に至った詳しい経緯を調べている。
篠原容疑者は春日電機株を買い進めて平成20年6月、社長に就任。同7月までの間、太陽電池の共同開発などの名目でア社に計5億5000万円を融資し、ア社の運営費や株取引の委託保証金(追い証)の支払いなどに充てていた。
このうち4億5000万円について、春日電機の監査法人から「決算の承認ができない」との指摘を受け、8月にア社から1億7000万円の返済を受けた。残る2億8000万円は、ア社から春日電機の株式125万株の担保提供を受けることで合意。
合意事項は篠原容疑者が主導する形で「金銭消費貸借契約書」として文書化されたが、以降も担保提供は行われず、期限を過ぎても融資金は返済されなかった。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
篠原容疑者は、春日電機社内で「詐欺の被害にあい、提供すべき株式を失った」などと釈明していたという。
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