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iPhoneがNTTドコモとKDDIから発売される可能性を考察--米国は複数事業者からの販売が現実に
梶本浩平2011年1月13日 16時52分
そこで、2つめのポイントとして「KDDIのネットワークカバレッジ」を指摘したい。表3を見て
欲しい。この通りKDDIの基地局は現状、都心部は2GHz帯と旧800MHz帯を中心に利用されており、
地方部は新800MHz帯と旧800MHz帯の利用が中心である。だが、Verizon向け iPhoneは旧800MHz帯
のエリアでは使うことができない。そのため、全国での利用はやはり心許無いといえよう。
仮にKDDIが割り切って、Verizon向けiPhoneをそのまま販売したとしても、旧800MHz帯は一切使
えないので、地域によっては「SBMよりもつながりにくいKDDIのiPhone」になる可能性がある。
SBMと同様の販売施策はできるのか?
3点目として「マーケティングや販売施策上の課題」を考察する。SBMは、現状レベニューシェ
ア(パケット代金の一部をAppleに支払う)し、さらに販売台数についても相当数コミットメント
していると想定される。このコミットを厳守するために、SBMはiPhone向けには極度にインセン
ティブを支払い、実質0円を実現しているというところだろう。そして、SBMは本来のスマート
フォンの月額パケット通信料金の上限5700円を、iPhone向けには実質的に4200円に値下げ(KDDI
はダブル定額のスマートフォン上限は5700円、ISフラットでも5460円)している。
このように、SBMが取り組んできたことと同様のマーケティング、販売施策をKDDIが果たしてで
きるだろうか。現在「Android au with Google」と声高にマーケティングしているKDDIが。
以上のことから、仮にKDDIがiPhoneを扱うとしても、現状考えられるだけで多くの制約が存在
するので、KDDIからの発売は無いのではなかろうか、というのが筆者の考えだ。
障壁が低いNTTドコモの可能性
日本においてiPhoneの複数事業者が実現するとしたら、KDDIよりもむしろNTTドコモの方が可能
性は高いのではないか、と筆者は考えている。
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