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米FOXニュース(電子版)は「中国の堕胎率が上昇、未婚の若い女性がメインに」と題した
記事を掲載した。12日付で環球時報が伝えた。以下はその内容。
中国で未婚の若い女性の堕胎率が上昇している。これまでは一人っ子政策を守るための
堕胎が主流だったが、今は学生が“主力軍”だ。政府統計によると、2008年の堕胎手術件数は
920件。2007年の760件から大幅に増加した。だが、これはあくまでも表に出ている数字。
中国メディアによれば、実際は1300万件に達するとみられる。もし、これが事実なら中国
の堕胎率は世界一だ。
その原因については、婚前交渉が自由になったことと性教育が遅れていることを挙げる人が
多いだろう。煩わしいしきたりや社会から白い目で見られることの恐怖から、未婚での出産は
考えられない。それに法律で20歳になるまで結婚できないと定められている。こうした要因に
加え、堕胎(中国では人工流産と呼ぶ)に対する罪悪感のなさも影響している。
「中国社会は未婚のシングルマザーに対する風当たりが厳しい。堕胎よりも不道徳だと後ろ
指を指されてしまう」―。こう語るのは西安市内の診療所の責任者、周安琴(ジョウ・アンチン)
さん。毎月約60件の手術を行うが、大部分は若い学生だという。
2009年に中国で15歳~24歳の2万2288人を対象にアンケート調査をしたところ、性体験率は
22%に達した。うち50%を超える人が「最初の性交で避妊をしなかった」と回答。一方、米国の
中学・高校生の性体験率は46%、避妊をした人は85%に上った。
また、中国人は生まれて来ない胎児はすべて「人ではない」と考えていることも分かった。
これも中国の胎児死亡率が高い原因の1つだろう。中国にも少数だが堕胎に反対している
人たちもいるが、大体が仏教徒やキリスト教徒だ。しかも特に大きな反対運動は行っていない。
中国で堕胎が合法化されたのは1950年代。広く行われるようになったのは、一人っ子政策が
始まってからだ。1979年までの年間の堕胎件数は500万件以下だったが、1891年には870万件、
ピークの1983年は1440万件に達している。
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