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壮絶バックドラフト!母は足を骨折しながら燃えさかる娘を救えるのか!
13日午前3時40分頃、金沢市諸江町、飲食店経営森川淳一さん(37)方から出火、木造2階建て住宅約190平方メートルを全焼し、焼け跡から妻裕子さん(36)と小学4年の三女歩乃花(ほのか)さん(9)とみられる遺体が見つかった。
森川さんは逃げる際に2階から飛び降りて両足を骨折、長女(15)、次女(14)、11か月の四女もやけどを負うなどして病院に運ばれたが、いずれも命に別条はないという。この火事で、隣接する民家3棟も半焼した。
金沢東署の発表などによると、同日の実況見分の結果、火元は、出火当時、ストーブを使っていた1階8畳の仏間とみられる。
森川さん方は、夫婦と娘4人、祖父(85)の7人家族で、出火当時、夫婦と歩乃花さん、四女が1階、長女と次女が2階で寝ており、祖父は別の1階の部屋にいたという。
未明の住宅街を赤く染めた炎は、瞬く間に住宅4棟をのみ込み、2人の命を奪った。一度は逃げ出した母親は、娘を捜しに再び炎の中に飛び込んだが、焼け跡からは2人とみられる遺体が見つかる最悪の結果になった。
周辺はサイレンの音が鳴り響き、消防隊員の傍らでは、焼け出された住民らが寒空に震えた。
午前4時頃、火災に気付き、外に出た付近の住民らの目の前には立ち上る炎が広がった。
男性の甲高い叫び声を聞き外に出た会社員男性(63)は、燃えさかる火の前で、四女を抱いた森川さんが座り込んでいるのに気付いた。
長女と次女も近くにおり、森川さんは「中にまだ人がいる」と動揺した声を漏らしたという。
出火当時、1階にいた森川さんは、2階に上がって長女と次女を窓から飛び降りさせ、自分も後に続いた。森川さんはこの時、両足を骨折したが、その足で再び火中に入り、四女を抱きかかえて救出した。
一方、母親の裕子さんも一度は外に逃げたが、歩乃花さんがいないことに気付いた。「すでに、とても近づけないほど熱かった」(近所の会社員男性)という中、裕子さんは炎の中へ飛び込んでいったという。
しかし、再び、裕子さんの姿を見た人はおらず、焼け跡からは寄り添うような2人の遺体が見つかった。会社員男性(55)は「女の子の叫び声が聞こえた。中にいるなと思い……」と唇をかみしめた。
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