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「萌え」はロックであった
1974年の第一次アニメブーム以降長きに亘り「カウンターカルチャー」の怪気炎をあげていたはずのアニメ界は次第に、
SF・ファンタジーなどを中心に、予備知識や教養など無しでは観られない、観ることを許してくれないある種の「スノビズム」に汚染されてしまった。
この固着化した空気を打破する新たな「カウンター」として登場したのが「萌え」という概念であった。
この変化は私が学生の頃。肌感覚で確かに憶えている。
20世紀も本当に終わりの頃だ。
言わば「萌え」が「ロック」だった、そんな時期があったのだ。
だが今はどうだろうか?
「萌え」という名の「動物化」されたファシズムが覆い尽くしてはいまいか。
時代の必然でもあるが、誰もが今その皮肉を噛みしめるべきではなかろうか。
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