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【ニューヨーク=吉形祐司】米国の大学による日本人留学生の獲得活動がここ数年、続々と打ち切られ、
「留学フェア」など、日本での宣伝イベントが先細りになっていることが、米関係機関の調査で分かった。
かつては有望な市場だった日本が米国への留学生減少を受けて見限られ、
中国などに「標的」を移行する動きで、日米関係への将来的な影響が懸念されている。
米国の大学で学ぶ日本人留学生の数は、かつては国別で1位だったが、2009~10年は中国などに遠く及ばず、
6位まで転落した。「内向き志向」と言われる日本人学生の海外への関心の低下が背景として指摘されている。
1919年から外国との教育交流を主導してきた非営利団体、米国際教育研究所(IIE)は91年から毎年、
日本で「留学フェア」を開催しているが、日本人留学生減少を受け、参加する米大学は06年の106校から、10年には5分の1の21校まで激減した。
同じ期間に中国やインド、ベトナムでのフェアに参加する米大学の数はほぼ安定的に推移しており、日本の落ち込みが際立つ。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
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