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世界最大の会員制交流サイト「facebook」(フェースブック)。
創業者のマーク・ザッカーバーグ氏(26)は昨年末、米タイム誌の選ぶ「今年の人」となり、今月15日には創業の物語を描いた映画「ソーシャル・ネットワーク」も公開される。
日本でも推定約200万人が利用していると見られている。巨大交流サイトは日本で浸透するのか?【岡礼子】
フェースブックの利用者は昨年7月に世界で5億人を超えた。
04年開設で、米国外の利用者が7割、70言語以上に対応し、日本語版は08年に始まった。原則として実名登録を推奨、ネット内で知人を「見つけられること」を重視する。
ニックネームでのやりとりが主流となっている国内老舗の「ミクシィ」(約2190万会員)とは異なる。プロフィルと写真が公開され、知り合いがいればすぐにわかる。
ファンページと呼ばれる公式ページもあり、英エリザベス女王やマイケル・ジャクソンなど著名人や企業が設けている。
就職活動中の岡本俊太郎さん(上智大学3年)は、志望業界で働く先輩をフェースブックで見つけた。業種を登録すると、そこで働く人や同じ業界を目指す同級生のプロフィルが表示される機能を使った。
あるIT系企業の代表にメッセージを送り、3分後にはOB訪問の約束を取り付けた。「ダイレクトにつながることができた」(岡本さん)と、実名登録の利点を実感し、名前や写真、知人関係を公開することに抵抗は感じないという。
フェースブックジャパンの児玉太郎代表は「ミクシィが内輪なら、フェースブックは公の会話。実名だと効率よくいろいろなことができる」と説明する。
世界のネット人口のすべてが実名でつながることを目指すフェースブックにとって、1億人のネット人口の多くが実名で「つながっていない」日本対策は最重要課題だ。
実名登録に不安を覚える日本のネット環境を打破しようと、実名に利点がある就職活動向けの機能をリクルートと提携して10年秋、スタートした。
児玉代表は「社会人ならアカウント(登録名)を持ち、必要な時に検索できるようにしておくのが自然」と話す。リクルートの毛利威之ゼネラルマネジャーもフェースブックを「オンラインの名刺交換」と例える。
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