11/01/03 17:08:59.28 0etEQSJpP BE:356029834-DIA(123457) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/u_nyu.gif
唯一、小泉の言動について出てくるのは、アフリカ諸国に対する支援をめぐってフランスのシラク大統領とやり合ったカナダ・サミットの席上の場面だ。
サミット参加国の援助額をパーセントで決めるのではなく、実効性のある支援をすべきだと、主張したブッシュにシラクが冷水を浴びせた。
「ジョージ、キミは独善的すぎるよ。どうして汚職体質のない国だけにカネを出すべきだというんだ。
アフリカに汚職体質を押し付けたのは自由主義国家じゃないか」
この発言で頭にきたブッシュは、「アフリカを植民地化したのはアメリカじゃない。
彼らに汚職体質を植え付けたのもアメリカじゃない。人々が犠牲になっている最中、
われわれの浄財が盗まれているのを見るのはもううんざりだ。キミが好むと好まざるとにかかわらず、われわれは政策を変えるんだ」と言い放つ。
「出席していた各国首脳はこの発言にショックを受けたようだ。そうした中でわが友、小泉首相はにこりと笑い、
私のほうを見て同感だぞ、とゆっくりとうなずいた」(本書より)
01年9月11日のニューヨークとワシントンの中枢同時多発テロ発生の直後、小泉はブッシュに電話。
「テロの犠牲者へのお見舞いとテロに立ち向かう大統領の強い憤りを共有する」(9月13日、小泉首相が記者団に)
その時のことをブッシュはこう書きつづっている。
「パールハーバーを攻撃した国の首相、小泉は、電話口で『これはアメリカだけに対する攻撃ではない。
自由と民主主義に対する攻撃だ』と言ってくれた」
URLリンク(sankei.jp.msn.com)