11/01/03 12:33:19.60 6KU1FZp+0 BE:269134632-PLT(18001) ポイント特典
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聞いてもらうだけで 「孤族の国」男たち―7
きらきらと光る装飾がつけられたハンドルを握り、埼玉県の重機オペレーター、浅見真さん(39)は
帰路につく。今日は電話しよう、そう思うと一日の疲れが和らぐ。
祖母の作った夕飯を食べ、風呂に入って一段落してから、電話に手を伸ばす。相手は、有料の話し相手
サービス「聞き上手倶楽部」。話を聞いてもらう。それだけのために10分千円のお金を払う。
指名するのは、代表の菊本裕三さん(51)。顔は写真でしか知らない。会いたいわけでもない。でも、
友達のような存在だ。いや、この世で自分のことを一番よく知ってる人かもしれない。
最初の電話は4年前だった。高額請求を警戒して、プリペイド携帯電話でかけた。
「離婚しました」
「何で?」
意外にあっさりと話せた。月に数度は利用するようになった。中身はもっぱら仕事の愚痴だ。会社はゼネ
コンの下請けで、リーマン・ショック以降、年収は半減し、社員も減らされた。不安が募る。
「中間管理職みたいな立場なんすけど、現場の不満を上に伝えても何も変わらない。でも下からは突き
上げられて、板挟みなんですよ」(続きはソース先で)
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