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12月27日、日本SGIはハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)サーバーの新
ブランド「SGI Prismシリーズ」を発表した。第1弾製品として「SGI Prism XL」を2011年
1月下旬より出荷開始する。
HPCサーバーの「SGI Prism XL」
SGI Prism XLは、演算処理装置としてCPUおよびGPUを併用するハイブリッド型HPC
サーバー。GPUはNVIDIA TeslaとAMD FireStream、またアクセラレーターとしてTileraの
TILEncoreが搭載可能で、用途やアプリケーションに応じて選択できる。
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幅146.8×奥行き943×高さ84.8mmのスティック型筐体にハードウェアを搭載。スティック
あたり、Opteronを最大2ソケット、GPUを最大4枚、メモリを最大128GB(8DIMM×16GB)、
内蔵ディスクを最大4TB搭載可能で、PCI Express(2.0)x16を4スロット標準装備する。
高さ2Uの専用エンクロージャに3本のスティックを搭載でき、標準的な19
インチキャビネットに最大63本のスティックを搭載できる。オペレーティングシステムは、
Red Hat Enterprise LinuxおよびCentOSが選択可能。
同社では、GPUの活用による演算速度の向上と省電力化の両立、高密度化によるコスト
削減を同時に可能にするという。
価格は、2Uラックにスティック3本を搭載、1スティックあたりOpteron 4100番を2
ソケット、250GB SATA HDD×2台、8GBメモリ、AMD Firestream 9370×2枚の構成で576万100
0円(税抜)。
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