10/12/31 15:39:25.36 oA7y7bzYO
15年ニートを続けた俺は38歳、とうとう実家を追い出され日雇いのバイトをしながら新宿でホームレスをしていた。
しかし年末はそんなバイトすら見つからない、なけなしの金は底をつき、空腹に耐えかねたおれは代々木公園の学生ボランティアの炊き出しに並んだ。
一時間ほど並んでようやく手渡された発泡スチロールの茶碗。
ようやく飯にありつける。
盛り付けの学生に「死ね」と心の中で呟いた。茶碗を渡される時に熱い豚汁が俺の手に溢れた。「熱っ!」「あ、すみません!」学生ボランティアが言った。
「おい!」そう悪態をついて学生ボランティアの顔をにらみつけた。
「た、たかし君」
「ゆ、ゆうすけおじちゃん」
俺は甥に絶対みられたくない姿をみられた。
逃げるように走り出した俺をたかし君は追い掛けてきた