10/12/19 11:32:07.71 blZMs01eP BE:919458656-PLT(18001) ポイント特典
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満員電車・接続悪く・運賃値上げ…並行在来線に厳しい課題
東北新幹線全線開業と同時に目時―青森間の本格開業を迎えた並行在来線・青い森鉄道は6日、開業後初の平日を迎えた。JR東北線の八戸―青森間の経営を引き継ぎ、厳しい経営状況から運行形態や料金設定を変えた同鉄道。ある程度予想されていたとはいえ、
利用者からは朝の混雑や新幹線との接続の悪さに不満の声が相次ぎ、運行スタートから、あらためて厳しい課題が浮かび上がった形だ。
三沢―八戸間の利用者からは、JRが朝の通勤・通学時間帯に4両編成で運行していた列車が、本格開業に伴い2両編成となったことに不満が集中した。
八戸市の会社に通う、三沢駅近くに住む50代の男性サラリーマンは取材に対し「今朝の通勤は東京の満員電車さながらだった。住民のことをもっと考えてほしい」と訴えた。
三沢市から八戸市内の高校に通う女子生徒(17)も「お年寄りまで列車に押し込められ、かわいそう。運行本数が増えても乗る時間を変える人はあまりいないので、せめて4両に戻してほしい」と切実に語った。
本格開業と同時に、普通運賃はJR料金の1・37倍、通勤定期は1・65倍に値上げされた。青森市に買い物に行くために野辺地―青森間を利用した女性(68)は、片道運賃が740円から1010円に上がったことを知り、
「千円札でも足りないなんて…」とショックを受けた様子。
新幹線との接続の悪さを指摘する声も。神奈川県から転勤先の三沢市に向かうため、八戸駅で新幹線を降り、出発を待っていた男性会社員(53)は「新幹線を降りてから1時間以上待たされている」と改善を要望した。
厳しい意見が多数を占める中、一方では通学利用者や高齢者に配慮した同鉄道の料金設定を歓迎する声も。三沢駅前で八戸市の高校に通う娘を待っていた三沢市の母親(49)は「通学定期がJRと同額だったので助かる」とほっとした表情。
青森市への通勤に利用する平内町の男性会社員(65)は、約80%も割引される65歳以上の特別運賃が適用されるため、「定期代がJRより安くなったのはうれしい」と話していた。
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