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まるでガキの使い…岡田氏「拒否」聞いただけ
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2010.12.18 05:05
民主党の岡田克也幹事長（５７）は１７日午後、小沢一郎元代表（６８）の都内の個人事務所に出向き、
小沢氏に衆院政治倫理審査会への出席を求めた。しかし小沢氏は「刑事裁判で粛々と潔白を証明したい」
と拒否。だが岡田氏が菅直人首相（６４）との会談を打診したところ、小沢氏は了承した。この問題を
一任された幹事長だが、小沢氏にすれば“子どもの使い”だった！？
“低姿勢”をアピールするため、わざわざ「一兵卒」の事務所に出向いたのか。しかし岡田氏の要請は
一蹴され、結局、菅首相が説得に当たらなければならなくなった。
岡田氏と小沢氏の会談で、小沢氏が衆院政治倫理審査会（政倫審）出席を拒否するのは
“既定路線”だった。それを示すように１７日午後、小沢氏は秘書を東京・永田町の民主党本部に派遣し、
出席を拒否する旨を記した文書を岡田氏に渡した。
文書は、（１）裁判を行うことが確定している私が、国会の政倫審に自ら出席しなければならない
合理的な理由はない（２）政倫審の審査や調査は、立法府の自律的な権能であり、司法府への介入を
避けるなど慎重なものでなければならない（３）まもなく始まる刑事裁判の中で、清々粛々と検察審査会の
起訴議決の可否も含めて闘い、事実を明らかにし、潔白を証明する－などとしている。
さらに最後には「面談したいというご要請でありましたが、私の思いを正確にお伝えするため、
書面にてご回答いたしました」。つまり「会っても結論は変わりません」ということだ。
それでも岡田氏は、文書を受け取った直後に都内の小沢氏の事務所に出向き、午後３時前から
会談を行った。しかし約２０分で終了、もちろん結果は「物別れ」だった。
>>2以降につづく