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旧海軍機の設計図1万枚
大泉の中島飛行機製造 上野で展示 東毛産業発展の礎
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詳細な図面が見つかった夜間戦闘機「月光」(富士重工業50年史より)
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米国で保存中の爆撃機「銀河」(スミソニアン博物館で2004年撮影)
第2次大戦中、現在の大泉町にあった中島飛行機小泉製作所で製造されていた旧海軍の夜間戦闘機「月光」と
爆撃機「銀河」の1万枚近い設計図が見つかり、東京・上野の国立科学博物館で開催中の「空と宇宙展」で展示
されている。当時の軍事機密資料だけに、これほどの量の発見は奇跡的とされ、今後の研究で、東毛地域の
製造業発展の礎となった戦中の工業技術が分かると期待されている。
青焼きと呼ばれる感光紙の設計図は、広げると破損する恐れがあるため、紙に包まれ、荒縄で縛られた、
見つかったままの状態で6束が展示されている。包み紙にある「月光」を示す「J1N1」の機種記号と、
「図面目録 中島飛行機株式会社 小泉製作所」の印に足をとめる来館客は多い。
見つかった設計図は、製作現場で使われる部品図などで、翼や胴体などをつなぐネジやパイプなど細かい部品
の寸法や形が記されている。部品の数と共に、図面に記された製造上で許される寸法の誤差を同時代の海外の
機体と比べることで、大量生産への対応、工作精度、設計思想を知ることが出来るという。
◇「月光」と「銀河」 「月光」は胴体へ斜めに機銃を背負い、夜間、米爆撃機B29を迎撃した。「銀河」は爆撃の
ほかに、敵軍艦への魚雷攻撃も出来る優秀な機体といわれた。小泉製作所は、海軍用の機体工場として1940年
4月に完成。敗戦までに両機や零戦など約8900機の海軍機を生産。跡地の一部は三洋電機東京製作所となった。
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