10/12/14 15:00:39.02 jvs5856v0 BE:391906144-PLT(18025) ポイント特典
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筆者が驚いたのは、浦和レッズの観客動員が激減したことである。
06年からリーグ戦の1試合平均で4万5000人を超え、最盛期の08年には4万7000人以上の
観客動員を記録した。それが今季は4万人を割る3万9941人までに減ってしまった。
熱狂的なサポーターを数多く抱え、ダントツの観客動員力を誇ってきたのが浦和レッズである。
17年前、日本に新たに生まれたプロサッカー・Jリーグにサポーターという概念を植えつけたクラブともいえる。
そのレッズの観客動員に陰りが見え始めたのだ。これはどうしたことだろうか。
Jリーグスタート時からレッズサポーターを見てきて、阪神タイガースファンの域に達したと思ったことがある。
弱くても見限らずに応援し、常にスタジアムを埋める熱気が一致していたからだ。だが、どうやら違ったようだ。
タイガースにも熱烈なファンは多いが、初めての人も入っていきやすい空気があり、
ヤジも笑いを含んだものが多く殺伐とした感じはない。外様の金本や新井、城島もすぐに受け入れ無邪気に応援する。
だから勝てなくても観客動員は変わらない。
阪神ファンのひとりに、なぜタイガースが好きなのかと聞いたところ「DNAですワ」という答えが返ってきた。
父親がファンで、阪神を応援するのが当たり前の環境で育った。持って生まれたDNAのようなもので、
意識せずに応援してしまうのだという。
Jリーグがスタートして17年。レッズをはじめ、各クラブのサポーターがいくら熱狂的であってもDNAレベルまで達してはいない。
その域までいかにして持っていくかが、これからのサッカー界の課題かもしれない。
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