10/12/11 20:20:04.61 u//kpdXp0 BE:1454565896-PLT(18004) ポイント特典
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兵庫県宝塚市に位置する宝塚音楽学校。20倍の難関を勝ち抜いた少女たちは、タカラジェンヌを夢見ながら、
厳しい校則にも従順に2年間を過ごす。そして今年も3月に卒業式が行われ、第96期生の38人が巣立っていった。
しかし、あるはずのSさんの姿はそこにはない―。
入学当時17歳のSさんが、無実の罪で退学処分を受け、学校を相手取り起こした"いじめ裁判"。今年7月にようや
く決着が付き、その一部始終を綴った書籍『ドキュメント タカラヅカいじめ裁判―乙女の花園の今』(山下教介著/
鹿砦社)がついに刊行された。「清く、正しく、美しく」のモットーは何処へ......と目を疑う内容に、ヅカファンのみならず衝撃を受けることだろう。
■盗人に仕立て上げられた「ドライヤー事件」
2008年、生徒の大半が共同生活を行う「すみれ寮」。入学したばかりのSさんは、何者かに洗濯物をゴミ箱に捨
てられるなどの嫌がらせを受けていた。原因はインターネットサイトにあった「予科生の中でSさんが一番きれい」
という書き込みだと言われており、実際にSさんは容姿端麗だったようだ。
同時に「すみれ寮」では相次いで盗難事件が発生。犯人は分からぬまま被害者が17名にも及んでいたある日、
自室に戻ったSさんは異変に気づく。
<引用>自分の部屋に戻ると、ベッドの上にそのドライヤーをはじめ、R丸の名前が書かれたボディファンデーション、
食券などいろんなものが置かれて、部屋に集まっていた同級生たちから「これらのものはどうした?」と責め立てられた。<引用終わり>
この一件で、生徒と学校サイドからSさんへの不信感が募り始める。それから2カ月後、ある他界したあるタカラジェ
ンヌの後援会から同郷のSさんに、法要への出席の打診があった。母親と共に法要に参加したSさんの様子は、取材に来
ていた岩手放送によって報道され、「学校側に無許可で取材を受けた」「予科生は化粧は禁止なのに、薄化粧で出席し
た」などの校則違反を犯したとして学校で大問題に。Sさんへの風当たりは更に冷たくなっていった。
URLリンク(news.www.infoseek.co.jp)