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スレタイ
「破格の値段です」…法科大学院、学生争奪で正念場の冬
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法曹専門家を養成する各地の法科大学院で新年度入試が本格化し、熾烈(しれつ)な学生争奪戦が繰り広げられている。
乱立気味と指摘される全国74校の統廃合を視野に文部科学省は、新年度入試の競争倍率が低迷するなどの“不人気校”に対し、
助成金を大幅減額する構えをみせており、各校は戦々恐々。OB会による支援や授業料の全額免除を打ち出すなど、
あの手この手で生き残りに躍起だ。
■同窓会が支援
「卒業生がこぞって応援しているというメッセージを学生に伝えたい」。京都産業大学の同窓会(会員数約9万7000人)は
11月の総会で、法科大学院を積極支援する異例の決議をした。
今後、同窓会員の弁護士事務所や企業の法務部門での研修受け入れなど、同窓会人脈を生かしたサポートを行う。
今井一雄会長は「将来的には修了生の就職支援も行いたい」と話す。
同窓会の動きを大学院側も歓迎。学生確保のため入試の日程を2回から4回に拡充するほか、10月以降の入試で合格した
法学部出身者には授業料を全額免除することも決めた。