10/12/07 22:27:32.83 h0ko7USp0● BE:2227392689-PLT(34233) ポイント特典
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経済協力開発機構(OECD)は7日、2009年に65カ国・地域の15歳を対象に実施した「生徒の国際学習到達度調査(PISA)」の結
果を発表した。低迷が続いていた日本の順位は、文章やグラフの内容を読み取る読解力で8位と、前回の15位から大幅回復。数学的
応用力と科学的応用力も順位を1つずつ上げ、それぞれ9位と5位となった。トップクラスには日本以外のアジア諸国・地域が目立ち、
初参加の中国・上海は3分野で1位を独占した。
PISAは3年に1度、読解力、数学的応用力、科学的応用力の3分野で行われる。今回はOECD加盟34カ国、非加盟の31カ国・地
域で、約47万人を対象にテストを実施。日本は全国から抽出された185校の高校1年生約6千人がテスト問題に取り組んだ。
読解力は00年の水準にまで戻したが、トップグループとの平均点の差は大きく、1位の上海と比べると36点低かった。文部科学省
は、読解力が向上した理由を「始業前の読書活動などの取り組みが進んだ」と分析。知識や技能を実生活で活用するPISA型の設問
を07年度から始めた全国学力テストに取り入れ、学校現場に浸透したことも一因とみている。