10/12/04 15:48:20.97 xWps0JBcP BE:447390836-PLT(31433) ポイント特典
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時事通信
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孤立深める菅首相=支持グループに亀裂も
菅政権発足から半年。尖閣諸島や北方領土の問題に端を発した中国、ロシアとの関係悪
化で、菅直人首相は「統治能力」が疑われ、求心力が一気に低下した。自らに近い民主党
議員の間でも冷めた空気が広がり、政権内で首相は孤立を深めている。
「何で内閣改造の話が出ていたと伝えて来ないんだ」。首相は11月30日夜、電話口
で秘書を怒鳴りつけた。首相を中心とする民主党グループ「国のかたち研究会」の会合で、
複数の出席者が改造の必要性に言及したにもかかわらず、首相の耳に入るのが遅れたため
だ。菅グループ内には、長く首相と行動を共にしてきた江田五月前参院議長や荒井聡前国
家戦略担当相らベテランを中心に、6月の政権発足当初から首相への不満がくすぶってい
る。首相は、前原誠司外相や仙谷由人官房長官らのグループを政権中枢に迎え入れ、菅グ
ループの人材を「冷遇」。内閣改造論は首相への不満の表れでもある。
これに対し、グループ若手の寺田学、加藤公一両首相補佐官らは首相の意向を尊重すべ
きだとの立場。ベテラン組は党内融和を優先する観点から、首相の「脱小沢」路線にも否
定的で、世代間の溝は埋まらないままだ。
「イラ菅」と呼ばれる首相自身の気の短さも、人を遠ざける要因となっているようだ。
「首相に都合の悪い情報を伝えると、『何の根拠があるんだ』などと問い詰められる。そ
のうち報告しようという気持ちがなくなる」。こう話す政府・民主党関係者は多い。
求心力が著しく低下する中にあっても、首相は周囲に「あと2年は首相をやる」「歴史
に名を残したい」と語り、落ち込んだ様子を見せない。内閣支持率の急落にも「何でこん
なに支持率が下がっているのか分からない」と合点がいかない顔をしているという。
政府関係者は、首相の気力の源について皮肉交じりにこう解説した。「KY(空気が読
めない)だと思う」(2010/12/04-15:02)
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