10/12/03 12:41:39.46 exVzEViqP BE:1041878382-PLT(12001) ポイント特典
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団地火災を初期消火し、一人暮らしの被災女性(69)を救助したとして、田川地区消防本部は1日、
川崎町川崎の小山静男さん(58)と同、田端正美さん(47)を表彰した。火災は消防到着前に鎮火し、
部分焼にとどまっており、山田昇消防長は「惨事になりかねなかった。2人の迅速な行動は早期発見、初期消火の模範的活動」とたたえた。
同本部によると、火災は11月14日午前8時55分ごろ、2人が住む町営三井団地の女性宅で発生。
石油ストーブの給油中に引火したらしい。散歩中だった小山さんが女性の騒ぐ声で部屋の方を見ると、煙と炎が見えた。
小山さんは「誰か来てくれ」と大声で周辺に知らせ、燃え上がるカーテンをベランダから引き下ろし、
給油タンクを手にぼうぜんとしていた女性を外に避難させた。向かいに住む田端さんも駆けつけ、消火器で消し止めた。
女性はズボンに火がつき、両足にやけどを負う重傷。現在も入院中だが、命に別条はないという。2階建てで6世帯が入居していたが、
焼けたのは女性方居間の4平方メートルだけだった。
山田消防長と平田篤三郎・田川地区防災協会長から表彰状を受け取った小山さんは「室内は煙が充満して真っ暗。無我夢中でした」。
田端さんは「10年ほど前に車両火災に遭ってから防火に気を配っていたのが役立った。女性が助かってよかった」と話していた。
田川地区では今年1~10月、84件の火災で死者2人、負傷者4人が出ている。同本部は「乾燥し、火の手が広がりやすい時期。
日ごろから消火・防災器具を点検し、火の気には十分注意してほしい」と呼びかけている。
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