10/12/03 04:09:31.05 RXHKk7O7P BE:776520083-PLT(12000) ポイント特典
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心と体の性が異なる性同一性障害（ＧＩＤ）のため、入学時から「女児」として生活している兵庫県播磨地方の
小学６年生男児（１１）が来春、中学校にも「女子生徒」として進学することが１日、分かった。
中学でも制服やトイレ使用、出席簿などの面で女子として扱う。
ＧＩＤを巡っては今年２月、埼玉県の小学生男児が女児として受け入れられ、鹿児島県の女子中学生が男子の
制服で通学を認められている例があるが、小・中学校を通じてこうした配慮を続けるケースは異例。
地元の教育委員会は９月下旬、男児の通う小学校で、主治医を招いて中学校進学について協議。
男児の保護者や中学校教員も交え、今後の方針を決定した。小学校では女児用の水着で参加した水泳の授業は、
現時点では見学する方向だという。
男児は小学校入学前からぬいぐるみや女の子の服を好み、「男性器をとることができないか」などと心と体の
性の不一致を保護者に訴えた。大阪府内の病院でＧＩＤと診断され「女児」として入学。教委は２００６年に
会見した際、男児がスカートをはいて通学し普段から女児の友達が多いことなどを明らかにしていた。
肉体的には男性であることを周囲に打ち明ける「カミングアウト」はまだ行っていないが、教委によると、
この男児の名前は男にも女にもつけられるものだという。
ただ、男児にはすでに声変わりなどの第２次性徴が表れており、中学校入学後に周囲との摩擦が生まれる
可能性も。教委は「男児が安心して中学生活を送れるよう、支援態勢の充実を図りたい」と、ＧＩＤの児童・
生徒の対応を考えるチームを１１月上旬に発足させた。
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