10/12/02 22:40:45.19 YRnevjDW0 BE:151812746-PLT(12000) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/u_utyuu.gif
種牛凍結精液250本到着
口蹄疫「茂洋」など宮城県が提供
口蹄疫(こうていえき)で種牛が殺処分された県家畜改良事業団(高鍋町)に1日、宮城県から種牛5頭の凍結精液計250本が届けられた。
雌牛に種付けされ、今後の種牛作りに活用される。
提供されたのは、宮城県を代表する種牛、茂洋(しげひろ)のほか、奥北茂(おくきたしげ)、安敏波(やすとしなみ)、
南安平(みなみやすひら)、勝利波(かつとしなみ)の各50本。両県は1999年2月、肉質や体形を良くするため、
種牛の精液50本を交換した経緯があり、口蹄疫で種牛の大半を失った県の窮状を救おうと、協力の申し出があった。
県家畜改良事業団で飼育されていた種牛は、主力級5頭を除いて殺処分された。特例で西都市の畜舎に避難した5頭のうち、
2頭は高原町の事業団施設に移され、残る3頭は今月下旬、高鍋町の事業団に戻る予定。
県畜産課は「大変ありがたい支援。県内の優れた雌牛と交配し、種牛作りに役立てたい」と話している。
凍結精液の提供は、青森県の種牛「第1花国」の100本に続いて2回目。
口蹄疫で牛や豚を殺処分された畜産農家が、飼育再開のために導入した家畜の頭数が、4市5町の380農家で
5939頭(11月22日現在)に上ることが分かった。県畜産課が1日、県議会環境農林水産委員会に報告した。
市町の内訳は、宮崎市412頭(61戸)、都城市69頭(2戸)、日向市105頭(33戸)、西都市2021頭(79戸)、
高鍋町334頭(28戸)、新富町494頭(45戸)、木城町311頭(20戸)、川南町1797頭(76戸)、都農町396頭(36戸)。
県内の殺処分頭数は5市6町で約29万頭に及ぶ。
また、殺処分した家畜への補償金の支払いは、11月末現在で感染農家が292戸のうち33戸、ワクチン接種農家は
1047戸のうち994農家で終わった。全体で76%が終了しており、県畜産課は「年内にはすべての支払いを終えたい」としている。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)