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初音ミクへの思いこそ「究極の愛」か 現代の恋愛、人気作家など議論 (1/2)
ネット社会の進展で、「恋愛のアーキテクチャ」は変わったのか―社会学者の濱野智史さん、
小説家の平野啓一郎さん、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」などで知られる脚本家の櫻井圭記さんがこのほど、
都内で開かれた慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)のイベント「Open Research Forum 2010」のセッションで議論した。
「若者はコストパフォーマンスで恋愛を考えている」「初音ミクへの思いこそ、究極の愛と言えるかもしれない」
「携帯電話の登場以来、恋愛小説作りは難しくなっている」―30歳前後とほぼ同年代の3人は、初対面ながら活発に意見をぶつけあっていた。
「セフレと素敵な恋を育てていく、という感覚はないようだ。恋人にはこうすべきという認識に縛られており、
恋愛のハードルはむしろ上がっている。
(気軽な付き合いは)ラブプラスぐらいで十分、いや、ラブプラスのほうがはるかに理想型に近いのかもしれない。
恋愛の距離感みたいなものが、測りにくくなっているのでは」
ミクへの思いが究極の恋愛?
「恋愛の原義は、不可能な対象への情熱、神への愛情で、人間同士のものではなかった」と濱野さんは指摘する。
「絶対ありえない対象への情熱」という原義に返るならば、「ちょっとむちゃくちゃだけど、初音ミクに恋愛するほうが自然だと思う」(濱野さん)。
手近な女性ではなく初音ミクのような対象と結ばれることが「究極の恋愛」とされ、バーチャル技術の進展で、
初音ミクとセックスまでできるようになったら―櫻井さんが示すそんな未来に対して、平野さんは言う。
「シミュレーションの精度が上がっていくと、ほんのちょっとの違いが膨大な違いに思え、えんえんとそこが気になるのでは。
恋愛観が強固にある以上、『恋愛とほとんどいっしょ』の“ほとんど”が、気になって仕方なくなるのではないか」
「リアル」の意味も変わっていくと濱野さんは言う。例えば、初音ミクのコンサートを会場で見たある人は、
「会場ではなくニコ動で見たかった」と話していたという。
ソースより抜粋
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