10/11/23 23:46:01.42 qqz5+ntT0 BE:928080656-PLT(32458) ポイント特典
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北朝鮮側から自国領の陸上に砲撃を受け、民間人にも被害が出るという過去にない事態に直面した韓国では、大きな衝撃が
広がった。李明博（イ・ミョンバク）大統領は23日夜、さらなる挑発の兆しがあった場合のミサイル基地への攻撃準備も指示。政
府や南北境界に近い自治体は23日、警戒レベルの引き上げなどの対応を急ぎ、24日も行政機関をあげて厳戒態勢を続ける方針だ。
大統領は同日夜、ソウル市内にある軍合同参謀本部の指揮統制室を訪問。「民間人に無差別攻撃する相手には交戦規則を
超える対応をすべきだ」と述べ、延坪島とペクリョンドの兵力の大幅強化も表明した。「追加挑発には数倍の火力で懲罰を与え
るべきだ」とも強調した。
砲撃戦があった延坪島が属する仁川広域市は同日午後、市民からの問い合わせや現場への指示などの対応に追われた。
延坪島を含む「西海５島」に住む約5500人の住民の安全確保に向けて退避命令を発令。これを受け住民は順次、島から離れる見通しだ。
一方、韓国軍は海上の南北境界であるＮＬＬ（北方限界線）のほか、陸上の軍事境界線で北朝鮮が軍事的な挑発に出る可
能性があるとみて終日に渡り警備を強化。韓国軍合同参謀本部は同日、防衛の警戒レベルを示す通称「珍島犬」を３段階のう
ち最高レベルの「１」に指定した。
砲撃戦を受け、同日に予定されていた国会審議はすべて中止。行政安全省は全国の全公務員に非常待機命令を出し、万一
の事態に備えた。南北間の各種の協議は当面、全面的に止まるのが確実な情勢で、25日に予定されていた南北赤十字会談
は無期延期となった。
URLﾘﾝｸ(www.nikkei.com)