10/11/20 00:25:32.51 1u4ms7D10
高2のときコンビニでバイトしてて、1コ下の子がいた。俺の方が先輩だったんでいろいろ
仕事を教えてるうちに、微妙にいい雰囲気になってきた。でもお互いまだガキだったから
付き合おうとかそういう話にまではならずに、微妙な距離感を楽しんでた。
クリスマスのちょっと前に大雪が降って、客が全然来ない日だった。なんとなく「好きな人いる?」
みたいな話になって、その子は「いるよ」と答えた。あ、やばいな、これは何か来そうだなって予感。
「誰?俺の知ってるやつ?」とか聞くと「ん、わかんない、知ってるんじゃない?どっちでもないかも」
とか言いやがる。なんだかこっちが少し恥ずかしくなってきた。
その後はなんとなく無言にで過ごして、帰るときに「じゃあ紙にその人の名前書く。絶対帰ってから見て」
とか言われて渡された。家に帰ってドキドキしてみたら「○○○○だよ!(俺の名前)あー恥ずかしい!」
ってやっぱり書いてあった。次の日のバイトはもうドキドキでロクに話せなかったけど、クリスマスまで
には普通に付き合うようになった。その時がはじめて恋人と過ごすクリスマス。ガキなんでたいした
ことしてないし、ファミレスでメシ食って、俺んちでテレビ見たりしてまったり過ごした。
大人になってからはもっとゴージャスな過ごし方をいくらでも経験したけど、そのときの無垢な心で、
はじめて好きな女の子と過ごしたクリスマスが、人生最高の思い出だったなあ。