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ソースは日テレ
鹿児島夫婦強殺 無罪主張の被告に求刑へ
< 2010年11月17日 11:59 >
去年、鹿児島市で起きた強盗殺人事件の裁判員裁判の公判が１７日、鹿児島地裁で行われており、
検察側はまもなく求刑する。死刑が求刑されれば全国で３例目となる裁判員裁判だが、被告の男は
無罪を主張している。
この裁判は、去年６月、鹿児島市の民家に侵入し、この家に住む蔵ノ下忠さん（当時９１）と妻・ハツエ
さん（当時８７）をスコップで殴って殺害したとして、白浜政広被告（７１）が強盗殺人などの罪に問われ
ているもの。検察側は、現場に残された指紋やＤＮＡの型が白浜被告と一致したと主張。これに対し、
白浜被告は「警察がねつ造したものだ」と無罪を主張している。
１７日の裁判では、被害者の娘や息子が証言台に立ち、「父と母の命を奪った犯人には死刑以外考
えられない」「極刑で罪を償ってほしい」と訴えた。
法廷では、まもなく検察側が求刑を行う。被害者が２人に及んでいることなどから、死刑が求刑され
ることも予想される。来月１０日の判決を前に、裁判員は有罪か無罪か、有罪なら死刑か無期懲役か、
という２つの難しい判断を迫られそうだ。
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