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そが茶を沸かす 仙谷氏の詭弁と独善 (1/2ページ)
尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をきっかけに仙谷由人官房長官の詭弁(きべん)と
独善に磨きがかかってきた。事件に関する「厳秘」資料を不用意に広げて衆院第1委員室で
撮影されると、正当な取材活動を「盗撮」呼ばわりした揚げ句、今度は写真取材の規制強化に
意気込むとは、呆れてモノも言えない。
「由々しき事件だ。徹底的に調べていただかないといけない。私の刑事事件経験を含めた常識からいっても、
その広さと深さの想像がつかない…」
仙谷氏は10日、ビデオ映像流出を認めた海上保安官に対し、逮捕も
されていないのにこう決めつけ、その悪質性を強調した。
さすが「健忘症」を自認するだけのことはある。民主党の小沢一郎元代表の
強制起訴が決まった10月4日、「起訴されても有罪判決が確定するまでは
被告人は推定無罪の立場だ。その原則だけは考えなければならない」と説いたことをすっかりお忘れのようだ。
仙谷氏は、映像流出の責任論が海保を所管する馬淵澄夫国土交通相に向かうと突如として
「政治職と執行職のトップは責任のあり方が違う」と珍妙なロジックを持ち出した。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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